砥山の林道
野の花便り|2009年8月14日(金)
8月中旬となると先週とは違い吹く風が涼しく、出た汗も直ぐ引き心地よい散策でした。今回も色々な花を観察できましたが、今まで咲いていなかった花の紹介です。メナモミの花が咲き始めました。
メナモミ (雌ナモミ) Siegesbeckia pubescens キク科
カリガネソウの花も咲き始めました。
カリガネソウ (雁金草) 別名 ホカケソウ Caryopteris divaricata クマツヅラ科
そしてサラシナショウマの花も咲き始めました。
サラシナショウマ (晒菜升麻) 別名 エゾショウマ、ヤサイショウマ Cimicifuga simplex キンポウゲ科
デジカメとビデオカメラの両方での撮影で、思いの外時間がかかり昼近くなったので、今回はここで帰路についた。
[帰り道の白川の水田で…]
帰路、ミズアオイの定点観察をしている場所に行ってみたところ、水田の中にミズアオイが大繁殖。
ミズアオイが見られる水田の多くは,除草剤に依存しないイネづくりを行っている田んぼで、土壌を耕したりすると再生することが知られているとのこと…。
ミズアオイ (水葵) Monochoria korsakowii ミズアオイ科
ミズアオイは除草剤や基盤整備、河川の性質の変化などによって激減しており、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類になっている。(北海道レッドデータブックでは絶滅危急種。)
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