砥山の林道
野の花便り|2009年8月1日(土)
今日は晴れていて蒸し暑くなりました。今までの涼しい天候に身体が慣れてしまい、この暑さには閉口しました。草刈作業が終わっていて、林道縁はスッキリしていました。
今回観察できた野の花は…、先ずエゾクロクモソウ。
エゾクロクモソウ (蝦夷黒雲草) 別名 エゾノクロクモソウ Saxifraga fusca ssp. fusca ユキノシタ科
ジャコウソウの花が咲き出しました。
ジャコウソウ (麝香草) Chelonopsis moschata シソ科
シラネアオイの果実が実っていました。花からは想像できない形…。
アマチャヅルの花が咲いていました。
アマチャヅル (甘茶蔓) Gynostemma pentaphyllum ウリ科
ミヤマヤブタバコの花も咲き出しました。
ミヤマヤブタバコ (深山藪煙草) 別名 ガンクビヤブタバコ Carpesium triste キク科
昨年は花弁の先が裂けていなくて同定に苦しんだタニタデ。今年は花弁の先が浅く3裂していることを確認できました。
タニタデ (谷蓼) Circaea erubescens アカバナ科
エゾゴマナの花も咲き始めました。
エゾゴマナ (蝦夷胡麻菜) Aster glehnii var. glehnii キク科
ヨツバヒヨドリの花が群生で咲いている谷間に、黄色い花が一輪咲いているのに気づきました。急斜面を降りて近づいた所そこにはトモエソウの花が咲いていました。トモエソウは一日花で、朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまうとのこと…。初対面の花です、ラッキー。
トモエソウ (巴草) Hypericum ascyron オトギリソウ科