砥山の林道
野の花便り|2009年9月12日(土)
2週間振りに砥山の林道を散策。観察できる野の花もめっきり減りました。林道縁で見られる花は、ヨモギやハコベの仲間、メナモミ、ミゾソバ、アキノキリンソウ、ゲンノショウコなど…。岩壁に群生しているダイモンジソウの花が咲いていました。
この場所は鬱蒼とした広葉樹に囲まれた谷間で薄暗く、葉越しの緑色の光なので撮影が大変。しかも谷間は風の通り道で花が何時も揺れていて、しかも光量不足で1/4秒前後のスローシャッターで切ることになり、花などがボケてしまいます。(ストロボは使用せず。)
ダイモンジソウ (大文字草) Saxifraga fortunei var. incisolobata ユキノシタ科
2~2枚は動画からの静止画キャプチャー。オートモード撮影だったので白ピークが飛んで発色が変…。
ヤマハギの花が彼方此方で目に付くようになりました。
ヤマハギ (山萩) 別名 エゾヤマハギ Lespedeza bicolor マメ科
ユキザサの果実が赤く熟していました。
ユキザサ (雪笹) Smilacina japonica ユリ科
ツリバナの果実が裂開していました。
ツリバナ (吊花) Euonymus oxyphyllus ニシキギ科
チョウセンゴミシの果実も赤く熟しました。
チョウセンゴミシ (朝鮮五味子) Schisandra chinensis マツブサ科
ヤマホロシの果実が実っていました。
裂開前のマユミの果実。
マユミ (真弓) Euonymus sieboldianus ニシキギ科
ミヤマニガウリの果実が沢山実っていました。
ミヤマニガウリ (深山苦瓜) Schizopepon bryoniaefolius ウリ科
トモエソウの花後…。
トモエソウ (巴草) Hypericum ascyron オトギリソウ科
黄色い蕾も残っていていました。