砥山の林道
野の花便り|2010年6月14日(月)
今朝はうだるような暑さですが、野の花観察のため散策へ…。林道縁の草むらにモイワランの花が咲いていました。入り口ゲートの立て看板によると管理業者の草刈り工事の告知があり、モイワランなども間もなく刈り取られる運命…?(草刈り前でよかった!)
モイワラン (藻岩蘭) Cremastra aphylla ラン科
サイハイランとの違いは葉がない事や花茎は暗紫色で花色が濃く花被片はほとんど開かないなど…。
少し離れた林道縁にサイハイランの花が咲いていました。
サイハイラン (采配蘭) Cremastra appendiculata var. variabilis ラン科
コケイランの花も咲いていました。
コケイラン (小蕙蘭) 別名 ササエビネ Oreorchis patens ラン科
エゾアカバナの花が咲き始めました。
エゾアカバナ (蝦夷赤花) Epilobium montanum アカバナ科
オオヤマオダマキの花も咲き出しました。
オオヤマオダマキ (大山苧環) Aquilegia buergeriana var. oxysepala キンポウゲ科
チシマアザミの花も咲き始めました。
チシマアザミ (千島薊) 別名 エゾアザミ Cirsium kamtschaticum キク科
コミヤマカタバミの花はまだ咲いていました。
コミヤマカタバミ (小深山傍食) Oxalis acetosella カタバミ科
フタリシズカの花も咲き始めました。
フタリシズカ (二人静) Chloranthus serratus センリョウ科
ヤマブキショウマの花も咲き出しました。
ヤマブキショウマ (山吹升麻) Aruncus dioicus var. kamtschaticus バラ科
ヒロハテンナンショウの花が咲いていました。マムシグサ(コウライテンナンショウ)との違いは花序が葉より下に付くことなど…。
ヒロハテンナンショウ (広葉天南星) Arisaema amurense ssp. robustum サトイモ科
ヤマハナソウの花が満開です。林道沿いの岩場を埋め尽くすほどの見事な群生で咲いていました。
ヤマハナソウ (山鼻草) Saxifraga sachalinensis ユキノシタ科
ユキザサの花も咲き出しました。
ユキザサ (雪笹) Smilacina japonica ユリ科
オオハナウドの花も咲き始めました。
オオハナウド (大花独活) Heracleum lanatum セリ科
ズダヤクシュの花後です。
ズダヤクシュ (喘息薬種) Tiarella polyphylla ユキノシタ科
ミヤマガマズミの花が咲いていました。
ミヤマガマズミ (深山ガマズミ) Viburnum wrightii スイカズラ科
ツリバナの花も咲いていました。
ツリバナ (吊花) Euonymus oxyphyllus ニシキギ科
チョウセンゴミシの花も咲き始めました。
チョウセンゴミシ (朝鮮五味子) Schisandra chinensis マツブサ科
ツルウメモドキの花も咲いていました。
ツルウメモドキ (蔓梅擬) Calastrus orbiculatus ニシキギ科
ツルウメモドキの雌花。