豊平川河川敷
2010年7月23日(金)
豊平川河川敷のエゾミソハギが開花していないか、橋の上から観察したのですが見あたらなかったので石山まで下り、豊平川緑地前の河川敷の野の花観察。カセンソウの花が咲いていました。
カセンソウ (歌仙草) Inula salicina var. asiatica キク科
かなり萎れていましたがエゾカワラナデシコの花が咲いていました。
エゾカワラナデシコ (蝦夷河原撫子) Dianthus superbus var. superbus ナデシコ科
サワオトギリの花が沢山咲いていました。
サワオトギリ (沢弟切) Hypericum pseudopetiolatum オトギリソウ科
マルバキンレイカの花も咲いていました。
マルバキンレイカ (丸葉金鈴花) Patrinia gibbosa オミナエシ科
エゾノコンギクの花も咲いていました。
エゾノコンギク (蝦夷野紺菊) Aster ageratoides ssp. ovatus var. yezoensis キク科
花の色違い、それとも別種?
ヤマハギの花が咲いていました。
ヤマハギ (山萩) 別名 エゾヤマハギ Lespedeza bicolor マメ科
黒褐色の豆果が沢山実っていました。
付近を探したところ黄色い花を付けた低木が…。エニシダのようです。
エニシダ (金雀枝) 別名 エニスダ Cytisus scoparius マメ科エニシダ属 落葉低木
ヨーロッパ原産。日本へは江戸時代に渡来。
エニシダは緑化樹や砂防樹として利用されるとのことで、河川敷の緑地に生えていたことが納得できました。花期は5~6月とのことですが、今咲いている花は狂い咲きでしょうか…?
《番外編》 緑地の対岸、硬石山の山麓
エゾスズランの花が咲いていました。
エゾスズラン (蝦夷鈴蘭) 別名 アオスズラン Epipactis papillosa ラン科
オニノヤガラの果実?。
エゾノシロバナシモツケの果実。